bono0908の日記

編入についていろいろ書きます

これから編入試験を受ける人へ

 

 

 一通り受験の体験記を書き終えたので、今回はおすすめの参考書、受験においてのアドバイスなどについて書いていこうと思います。

 ※最初に書くおすすめの参考書は主にこれから編入勉強を始める人向けのものです。もうすでに勉強を始めている方(主に高専4年生)は飛ばしてもらってもOKです。

 

目次

 

おすすめの参考書について

実際に僕が受験勉強で使用したものからおすすめのものを紹介していきます。

数学

 編入数学徹底研究

解説が非常に丁寧であり、問題数も豊富にあるのでとてもおすすめです。編入数学を勉強するにはこの1冊から始めましょう。

編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

 

 

 編入数学過去問特訓 

過去に出題された問題が掲載されていて、A、B、C問とレベル分けされています。

やはり、過去問ということなのでなかなか解きごたえのある問題が多いです。しっかりと基礎を固めてから手を付けましょう。

編入数学過去問特訓: 入試問題による徹底演習

編入数学過去問特訓: 入試問題による徹底演習

 

 

 大学編入試験問題 数学/徹底演習

徹底研究を終えたあとにやる問題集として、過去問特訓以外で代表的なものがこちらになると思います。ただ、誤植が多く解説も不親切なのであまり個人的にはオススメしません。僕は必要な問題を抜粋してやってました。

大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率-

大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率-

 

 

 編入微分積分線形代数徹底研究

同じ徹底研究のシリーズ本です。やるかどうかは過去問の難易度次第だと思います。

電通大と筑波の線形代数はかなり難しいので、問題演習も兼ねて線形代数の方を取り組んでいました。

編入の線形代数徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

編入の線形代数徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

 
編入の微分積分徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

編入の微分積分徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

 

 

物理

僕が受験したところは範囲が大学物理からの出題だったので、大学物理用の本を紹介します。

 

 基礎物理学演習Ⅰ

主に力学対策として利用しました。剛体などの問題もあり内容は充実していますが、始めに取り組む問題集としては少しキツいかも知れません…。

基礎物理学演習 (1) ((ライブラリ工学基礎物理学 (別巻=1)))

基礎物理学演習 (1) ((ライブラリ工学基礎物理学 (別巻=1)))

 

 

 演習 力学[新訂版]

力学に特化した問題集です。剛体の問題は基礎物理学演習Ⅰよりも多く解説も丁寧だと思います。

ただし、レベルは結構高いです。

演習力学 ((セミナーライブラリ物理学 (2)))

演習力学 ((セミナーライブラリ物理学 (2)))

 

 

 電磁気学演習[新訂版]

電磁気学はこれ1冊がマスターできれば十分な気がします。基礎物理学演習Ⅱも電磁気を扱っていますが、こちらを強くオススメします。

電磁気学演習 (理工基礎 物理学演習ライブラリ)

電磁気学演習 (理工基礎 物理学演習ライブラリ)

 

 

 参考書の紹介はこのくらいにしておきます。自分に合った参考書をぜひ見つけてください。

 

 アドバイスいろいろ

1.情報収集を積極的に行う

編入試験の1番ともいえるデメリットが圧倒的な情報量の少なさです。とにかくいろんな手を使って情報を集めてください。

例:学校の先生や先輩、TwitterなどのSNS編入サイト

僕は、学校においてあった体験記やTwitterで調べまくって情報収集をしました。必ずしも返信があったり、有益な情報が得られるかはわかりませんが、調べないことには情報はやってきません。

少しでも多く情報を持っているとそれだけでもかなり有利です。僕自身、顔も知らない人にしつこく質問しました。その人たちにはとても助けられました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

2.勉強する仲間を見つける

正直言って編入試験の勉強をするのはしんどいです。周りは就職や推薦で次々と進路が決まる中で、勉強しないといけないので精神的にキツいです。

そんな時に一緒に頑張る仲間の存在はとても大きなものになります。自分のモチベーションにもなりますし、わからない問題を教えあったりできます。

また、他高専とのつながり作りもかねて、Study Plusというアプリがおすすめです。勉強時間や内容を記録できるので、計画的に勉強を進めることが出来ます。

 

3.受験校選択で妥協しない

身の丈に合った学校を受験しろという話しをよく聞きますが、個人的にはどんどんレベルの高い大学にチャレンジしてほしいです。

編入試験は試験日程が被らなければ併願が可能なので、大学によっては滑り止めで受験する人と、本命で受験する人で倍率が跳ね上がります。そんな中で合格するためには本命で受験する人+αくらいの力が必要になってきます。なので、そういう意味でもワンランク上の大学を見据えて勉強するといいと思います。

進路について、専攻科や技科大に推薦で行くか悩む人もいるかもしれません。やりたいことがある人はもちろんいいと思いますが、楽だからという理由だけでその選択をするのはもったいないと思います。妥協してしまうとどうしてもモチベーション維持も難しいような気がします。

試験を受ける以上は合格、不合格という結果は出てしまいますが、挑戦するまでの過程は非常に価値のあるものであり、自分を変えるためのいい機会になるはずです。

この機会をどう使うかはあなた次第です。

 

 

 

 

 

  •